歩いて暮らせる街づくり
第2回 桑名ワンデイウォーク
〜歩桑名(あるくわな) 乗って歩けば御台所〜
を開催しました
日時:2003年10月19日(日)8:30〜13:00   北勢線七和駅〜八間通り田町交差点西
 桑名を「歩いて暮らせる街」にするためのきっかけづくりとして、昨年に引き続き、2回目の桑名ワンデイウォークを開催しました。
 今回は、北勢線を利用して七和駅に移動。そこから、古くからの歴史を有する濃州道、東海道を歩き、御台所祭の開催されている旧城下町まで歩きました。子供連れから高齢の方まで約200名の方々にご参加いただき、秋晴れの中を楽しく歩くことができ、桑名の新しい魅力を発見できたと好評でした。
 来年も開催を予定しています。今回、参加できなかった方も来年はぜひ、ご参加くださるようお願いいたします。


ウォーキングコース
 
当日のウォーキングマップをPDFファイルで提供します。こちらをごらんください。



当日の様子

●西桑名駅(受付場所1) 8:30〜9:30

 今回は沿線住民と行政の努力によって存続の決まった北勢線を利用することにより、その意義を再確認することをねらいの1つとしてあげました。「北勢線にはじめて乗った」という参加者もあり、北勢線を利用したことがよかったという声も多く聞かれました。
 西桑名駅から七和駅まで約20分。なんとなく懐かしい風景の中をのんびりと走っていきました。途中の駅からもワンデイウォークの参加者が続々と乗車してくれました。


西桑名駅受付


北勢線へ乗車


熱心に地図をみる参加者


車内風景
ワンデイウォークのポスターもみえます



北勢線は全国的にも珍しいナローゲージ

(レール幅が762mmと狭い)の鉄道


七和駅を下車



七和駅〜ヤマモリ(受付場所2) 9:00〜10:00

 七和駅を北に歩くと濃州道にぶつかります。そこを右折してしばらく歩くとヤマモリの工場です。ここを七和駅から参加していただく方の受付場所としてお借りしました。休日で機械は動いていませんでしたが、醤油の匂いただよう中で、製造工程のビデオも見せていただき、桑名の地場産業の一旦に触れることができました。


七和駅から濃州道に至る道


風情のある建物の前を歩く
(舘養蜂場・濃州道)


ヤマモリの工場へ


ここでも受付


ヤマモリさんから醤油や釜飯の素、
さらに新製品(翌日販売)の「健康茶流」
を提供していただきました



醤油の製造工程などを紹介するビデオも


●ヤマモリ〜桑名市福祉センター

 昔ながらの町並みや町屋川、里山などの風景の中、濃州道を東に歩きました。在良の手前で濃州道を一旦離れ、北へ。額田神社の参道を通っておもてなしポイントの桑名市福祉センターまで歩きました。


濃州道沿いの昔ながらの町並み


北勢線と濃州道の交差


町屋川沿いの道


濃州道を離れ額田神社の
参道から福祉センターへ



●桑名市福祉センター(おもてなしポイント)

 桑名市福祉センターには、地域福祉センター、老人デイサービス、障害者デイサービスなどがあります。当日の休憩場所として建物をお借りするとともに、同じ敷地内にある心身障害者小規模作業所「ワークショップ みらい」の協力を得て、さをり織り、くみひも、結び織りから作られたいろいろな製品の展示・販売を行っていただきました。
 また、昨年も協力いただいたはあぶ工房Togetherのみなさんにはハーブティのサービスとケーキの販売をしていただきました。


福祉センター


敷地内にあるワークショプみらいの建物

はあぶ工房さんによるハーブティの提供


ワークショップみらいさんによる製品の展示・販売


●桑名市福祉センター〜八間通り田町交差点西

 蓮花寺の住宅を通り、蓮花寺川沿いの道から、再び濃州道へ。益生駅を超えたあたりで濃州道は終わり。そこからコースは東海道を歩くことにしていましたが、道がわかりづらくて間違った方も見えたようです。
 吉津屋通りに入ると、そこは御台所祭の骨董市・ガラクタ市が開催中。多くの人出の中を八間通のゴールまで歩きました。


蓮花寺川沿いの道


小さな子供も参加


伝統的な技術を伝える家具屋さん
(田中木工所・濃州道・馬道)



店の前に梵鐘を置いている店
(中川梵鐘店・東海道)



吉津屋通り(御台所祭)


寺町商店街(御台所祭)


●ゴール(八間通り田町交差点西)11:00〜13:00

 ゴールは八間通の歩行者天国。人が多すぎてゴールの位置がわからなくなってしまった方もあったようです。参加者からは、「つかれたけど楽しかった」「のんびり歩けて面白かった」「歩いて見ると良いところが多くあった」「昔からの道を再認識できた」といった感想が聞かれました。
 ゴール後は、参加者それぞれが思い思いに御台所祭を楽しんでいただけたようです。


ゴールは歩行者天国の人で一杯


ゴールで完歩証にハンコを押印



アンケートに答えていただきました


御台所祭の千姫折鶴行列


桑名ワンデイウォークの舞台裏から

 ワンデイウォークでは市民の方の参加による実行委員会を立ち上げ、その中でコース設定も含めて企画を煮詰めてきました。また、当日はサポートボランティアの方に受付やコース案内などのお手伝いをしていただきました。
 来年は、あなたも実行委員やサポートボランティアとして、桑名ワンデイウォークの運営に関わってみませんか。


実行委員による試歩会(2003.6.1)


当日の朝の様子


主催:桑名ワンデイウォーク実行委員会(事務局:桑名市都市計画課)
後援:桑員ふれあいの道協議会、北勢線運営協議会
協賛:三岐鉄道(株)、ヤマモリ(株)

協力:桑名市社会福祉協議会、桑名の殿様御台所祭実行委員会、ワークショップみらい、
はあぶ工房together、北勢線の魅力を探る会(順不同) 

※この記事に関するお問い合わせは、都市計画課(0594-24-1223)へ。

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